あなたはモチベーションに関して、こんな風に悩んだことはないだろうか?
- 練習では全力でやっているはずなのに、思うように評価されない。
- 「プロになりたい」「代表を目指している」そう口にしながら、モチベーションの波が激しい。
- ゴールを決めても、勝っても、なぜか満たされない自分がいる。
- 成長したい気持ちはあるのに、何をどう頑張ればいいのか、ピンとこない——。
もしかすると、あなたのその「目標」、誰かに言われたから立てたものではないだろうか?
選手がモチベーションを失う時に多い要因
実は、多くの選手がモチベーションを失う時に多い要因は、“自分が本当に望んでいること”が曖昧なまま、目標だけを立ててしまっていること”にある。特にサッカーをはじめとするスポーツでは、「目標にしやすい大会」が多い。その分、充分に検討にすることのないまま、もしくは、本当の自分の心と対話しないまま、ただただ「○○大会で優勝!」とか「目標は、リーグ○位で昇格!」などと、「希望」を目標にしてしまうことも多い。
どうすれば「ブレないモチベーション」と「意味のある目標」をつくれるのか?
その一つのメンタルスキル(技法)として紹介したいのが、**NLP(神経言語プログラミング)の技法『8フレームアウトカム』**です。
NLPとは? 発祥の地であるアメリカでは「脳の取扱説明書」とも言われているNLPとは、「Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)」の略。ここでの“神経”とは五感のことで、味覚や嗅覚、触覚などを指します。そんな五感(神経)と言語がどのように脳のプログラミングを構築しているのかを学ぶのがNLPです。 具体的には、昔熱いものを手にしてやけどを負った人は「冷ましてからか、直接触らない」というプログラミングが脳に構築されます。すると、以降熱いものを前にした際にはプログラミングされた動きと同じ動きをするようになるのです。 このように、人間は1度体験したものを五感や言語によって覚えるということは、プログラミングによって行動が変わってくるということ。NLPは、自身の脳にあるプログラミングを書き換えたり、新しく構築したりしていくことで、より良い人生にしていくことを目的としています。(引用元:リーダーのメモ帳)
NLPでは、「成功するために必要なのは次の3つの力だ」と言われている。
- ゴールを設定する力
- 繊細な観察力
- 柔軟に行動する力
で、その最初の力「ゴールを設定する力」がめちゃくちゃ大切!
このゴールが、「本当に心の底から望んでいないこと」だと、そのゴールを達成できなかったり、ゴールが実現したところで満たされない感情を味わってしまったり、ゴールまでの道のりが辛く苦しい体験になる可能性が高くなる。
けれど、「本当に望んでいることをあきらかにした」「ゴール設定」をすれば、それだけでゴールが実現する可能性がグッと高まるし、そもそもモチベーションが大きな波のように上下動を繰り返すこともなく高い状態で維持されるし、心からワクワクして叶えたくて仕方がない目標設定もできるようになります。
それができる方法の一つが、NLPの「8フレームアウトカム」という技法です。
8フレームアウトカムで本当に望むゴールを見つけよう!
次の8つの質問に答えることで、「あなたが心から望んでいるもの」「それを得たときの未来」「その実現に必要な行動」が自然と明らかになっていきます。
【1】あなたが欲しい結果は何ですか?(Outcome)
まずは、“心から叶えたい未来”を言語化してみよう!
例)「スペイン・ラリーの個人技術と連携を大切にするFCバルセロナでスタメンとして活躍している」
【2】それが手に入った時、どのようにして分かりますか?(Evidence/証拠を探し、五感で表現)
目標を「他人依存」ではなく「自分主導」にするための問い。
例)「監督が選んでくれる」ではなく、「自分のプレーの質で評価を勝ち取る」
【3】望んでいる未来が実現したことを、どのようにして知ることができますか?(コンテキスト)
実現状態の指標を明確にする質問。「その成果は、いつ、どこで、誰と達成しますか? 具体的にはどういう状況になりますか?(時間、場所、行動、人間関係などを特定)」と、まるで未来が今実現したかのように、ありありと思い描く。
例)「リーガのホーム開幕戦 vs ビジャレアル でスタメンで出場。左WGとしてチームの攻撃をけん引する存在感を発揮し、ピッチを縦横無尽に無尽蔵のスタミナで駆け回り、90分間プレー。その試合のMVPを獲得するほど印象的な活躍をする」など。
【4】それを得ることで、どんな良いこと(影響)がありますか?(エコロジー)
達成によって得られるメリットや感情、サッカー選手としてのキャリアや人生全般としての変化を具体的にイメージする。
例)「自分の自信が深まる」「家族に夢を見せられる」「日本のサッカー少年たちの希望の光になる」「日本国民の皆さんが、日本人としての誇りを持てる」など。
【5】そのために役立つリソースは何ですか?(リソース)
NLPでいうリソースとは、目標の達成に役立つすべてのこと。あらゆる物事が対象となり、 心理状態や、身体的状態、思考、戦略、体験、周りの人、 出来事や所有物などもリソースとなりえます。 NLPにおいてリソースの対象となるものに 限界はありません。知識、技術、能力はもちろんのこと、 身体的な特徴や、人格や人脈、時間やお金も大切なリソースになります。(引用元:日本NLP能力開発協会)
「今、すでに持っているリソースは?」 「成果を手に入れるためにさらに必要なリソースは?」
仲間・指導者・経験・知識・時間など、目標達成のために必要な、すでに持っているたくさんのリソースに気づき、整理します。 例)所属クラブの環境、家族、指導者、クラブ所属の選手たち、自分自身のキャリア、資産、知識…
【6】やりたいという気持ちは十分ですか?(意欲)結果を手に入れるのを止めているものがあるとしたら何ですか?(制約)目標は実行可能な範囲や大きさになっていますか?(サイズ)
例)「想像しただけで、本当にワクワクしているし、やりたい!という気持ちは誰にも負けない自信がある」「時々、本当に自分には能力があるのか不安になる」「過去の失敗の体験で周囲からバッシングを受けたことがトラウマに近い状態で心に残っている」
【7】成果を手に入れることは、あなたにとってどのような意味がありますか?
「成果を手に入れることは、あなたにはどんないいことがありますか?」「その結果が、あなたの価値観や人生の目的に沿っていますか?」 ・・・ 目標達成と人生観とを照らし合わせ(メタアウトカム:目的)、目標が“あなたらしさ”と一致しているか確認するフェーズです。
例)「“挑戦する姿を見せたい”という信念に合っているか?」
【8】では、そのためにあなたはまず何から始めますか?(Planning/行動)
「そのためにあなたはまず何ができますか?」「自分がコントロールし責任を取れることは?(Own Part)」
実際の声
●21歳・海外クラブ移籍を目指すMF選手
当初「プロになって、なんとなく海外を目指しているけど、心がついてこない」と話す。 8フレームアウトカムを通して、**“自分は子どもたちに夢を与えるような選手になりたい”**という深い目的に気づく。 それ以降、「誰かの期待に応えるための練習」ではなく、「未来の自分に誇れる練習」ができるようになり、1日ごとの質が格段に上がった。そして、1ヶ月後のTM(トレーニングマッチ)では、トップチーム昇格に最も近い選手として評価される結果に。
この8フレームは、もともとコーチングやカウンセリングの現場で使われてきた心理技法で、目標の本質と“行動につながる意欲”を同時に引き出すという点で、メンタルトレーニングにも非常に相性が良いです。
読者限定プレゼント!
この8つの質問を通じた、「自分の本当の心」と繋がるワークは、実際に「書き出して答えてみる」と本当に驚くほど頭と心が整理されます。
ただし、自己流でやると“浅い答え”で終わってしまいがちなのも事実です。
そこで、今このブログを読んでいる選手や指導者、親御さん限定で、LINE公式アカウントに登録してくれた方に、以下の特典を無料プレゼント!
🎁 登録者限定・3大特典 🎁(※準備中)
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「8フレームアウトカム記入ワークシート(PDF)」・・・LINE登録後、「8(半角)フレーム」とコメント入力し送信。
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記入内容をもとにした無料フィードバック(LINEでのコメント/人数限定)・・・記入後、LINEにて画像を送信ください。
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モチベーションが継続する“目標設計のコツ”動画(約10分)・・・上記「1」と一緒に動画URLを共有します。
「プロを目指す」と言いながら、どこか迷いや不安があるあなた。
「心から望む目標」が見えたら、あなたの行動の質は劇的に変わる!
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